春のざわざわ感の正体 〜年度末の忙しさと焦燥感の理由〜
2025年03月03日 00:11
早いもので、3月に突入!
3月に入ると、なんだか落ち着かない。
卒業式や年度末の忙しさ、仕事の締め切り、子どもの進級準備…。
やることが次々と押し寄せてきて、心がざわざわしてしまうことはありませんか?
心がざわざわして、焦燥感に押しつぶされそうになる。
そんな気持ちになったことはありませんか?
私自身、毎年この時期になると「できなかったこと」ばかりを思い出してしまいます。
「もっと頑張れたはず」 「やろうと思っていたのに、できなかった…」
そして、「4月になる前にやっておかなきゃ!」という気持ちが湧き上がって、
ざわざわが止まらなくなるのです。
家族にも
「もう3月なんだから」
「4月になるのに、まだこれやってないの?」
なんて、ついイライラして求めすぎてしまうことも。
でも、この気持ちって、私だけじゃないのかなと。
特に、HSP(繊細な人)や真面目な人ほど、強く感じやすいのではないでしょうか?
では、なぜ春になるとこんなざわざわ感が生まれるのでしょうか?
その理由を探りながら、少しでも穏やかに春を迎えるための方法を考えてみましょう。
春のざわざわ感の正体とは?
1. 環境の変化によるストレス
春は、新年度・新学期・人事異動など、多くの変化が起こる季節。
たとえ自分自身に大きな変化がなくても、
周りの空気の変化を敏感に察知し、無意識にストレスを感じてしまうことがあります。
2. 「新しいことを始めなきゃ」という無意識のプレッシャー
春は「スタートの季節」というイメージが強く、
「新しいことに挑戦しなければ」
「何かを変えなければ」というプレッシャーを感じやすくなります。
特に真面目な人ほど、この思いに駆られて焦燥感を抱きやすいのです。
3. 自然の影響(自律神経の変化)
冬から春にかけて気温が上がり、日照時間も長くなります。
これにより、交感神経が活性化しやすくなり、心が落ち着きにくくなるのです。
気温差や花粉の影響も、自律神経の乱れを引き起こし、ざわざわ感を助長する要因になります。
4. 11月の自己反省会モードと似ている?
11月も「今年が終わる前に…」と振り返りをする時期。
同じように、春も「新年度が始まる前にやるべきことを終わらせなければ」と考えがちです。
その結果、何もできていなかったような気がして、自己評価を下げてしまうことがあります。
ざわざわ感に押しつぶされないために
1. 「春だから」と割り切る
このざわざわ感は、年度末特有の現象でもあります。
特に3月は、「今年度が終わる前に片付けたい」という気持ちが強くなり、
焦りを感じやすくなります。
季節の変わり目特有のものだと理解するだけで、
「また来たな」と冷静に受け止めることができます。
2. できなかったことではなく「できたこと」に目を向ける
つい「何もできなかった…」と思いがちですが、
実際には小さなことでも積み重なっています。
✔ 昨年より〇〇ができるようになった
✔ 〇〇を続ける習慣が身についた
✔ こんなに頑張ってきた
「やれなかったこと」ではなく、
「できたこと」を書き出してみると、
思った以上に自分を認めることができるかもしれません。
3. セロトニンを増やして、自律神経を整える
ざわざわ感に振り回されないためには、心の安定を保つことが大切。
そのために役立つのが、「セロトニン」を増やす習慣です。
✔ 朝日を浴びる
✔ リズム運動(散歩・軽い運動)をする
✔ 深呼吸や瞑想を取り入れる
「春だから焦るのは当たり前。でも、無理に頑張る必要はない」
そう自分に言い聞かせながら、少しずつ気持ちを整えていきましょう。
4月からのプレッシャーを和らげるために
「年度が終わる前にやらなきゃ」
「3月のうちに片付けたい」と気負いすぎると、
必要以上のプレッシャーを感じてしまいます。
✅ 完璧じゃなくても大丈夫 … すぐに成果を出そうとしなくてOK
✅ 今のペースを大切に … 急に変えようとすると負担が大きくなる
✅ 焦る気持ちを「ワクワク」に変える … 「何か楽しいことが起こるかも」と前向きに考える
春のざわざわ感に振り回されず、穏やかな気持ちで新しい季節を迎えられるよう、
まずは「今の自分」を認めることから始めてみませんか?
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