気づけばスマホを見ている…情報に振り回されないためにできること
2025年03月27日 23:05
最近、お客様からよく聞くお悩みがあります
「寝る直前までスマホを見てしまうんです…」
「気づいたら何時間もたっていて、疲れだけが残るんです」
そんな声を、ここ最近とくによく耳にするようになりました。
私も、まさにそんな状態でした
気がつくとスマホを手にしていて、
何かを調べようと開いたはずなのに、
気づけばネットサーフィン。
おすすめ動画を次から次へと追いかけていたり…。
「あれ?何を調べようとしてたんだっけ?」と
自分でも分からなくなってしまって、
あとで「また無駄に過ごしてしまったな」と反省する。
そんな日が、私にもありました。
今でこそサロンをしていますが、
これは少し前までの、まさに私自身の姿です。
だからこそ、お客様のその気持ちに、心からうなずけるのです。
スマホを見てしまうのは、意志の弱さじゃない
「私ってスマホ依存かも…」
そんなふうに自分を責めてしまう方もいます。
けれど、それは決して意志が弱いからではなくて、
疲れた脳が、“とりあえずの安心”を求めているからなのです。
脳が疲れてくると、何も考えなくてもできる、
簡単な刺激に逃げたくなります。
スマホは、その最たるもの。
でも、ただ情報を流し込むことで安心しようとしても、
実は心も体も、どんどん疲れてしまっていたんです。
ストレスと疲れが、スマホを手放せなくしている
ここで大事なポイントをお伝えしたいのですが、
スマホをやめられないのは、単なる習慣でも、意志の弱さでもないんです。
脳がストレスで疲れ、セロトニン(幸せホルモン)が減少すると、
衝動をコントロールする力が落ちてしまいます。
そして、ドーパミン(快楽ホルモン)が暴走しやすくなり、
「もっと見たい」「もっと気を紛らわせたい」
そんな欲求に振り回されてしまうのです。
つまり、スマホを見ることで癒されているつもりが、
逆に、疲れが溜まりやすい脳の状態を作ってしまっているということ。
スマホの影響って、思っているより大きい
目がかすむ、肩がこる、寝つきが悪い…。
そして、朝起きてもスッキリしない。
📌 スマホを長時間見ることによる、よくある不調
ブルーライトによる睡眠の質の低下
姿勢の悪化や肩・首こり、頭痛
目の酷使による疲労や早期の老眼化
脳のオーバーヒートで集中力・思考力の低下
スマホが生活の中に溶け込んでいるからこそ、
それが“見えないストレス”になっていることにも、気づきにくいんですよね。
情報が多すぎて、気づけばモヤモヤしていることも
さらに、見逃せないのが“情報の偏り”です。
スマホから流れてくる情報は、
基本的に自分が関心のあるものばかり。
アルゴリズムが私たちの「好きそうなもの」を
どんどん見せてくれるからです。
便利な反面、これはとても偏った世界でもあります。
最近の芸能ニュースでもそう。
ある出来事について「擁護」側で検索すればそればかり、
逆に「批判」側で調べればネガティブな記事ばかりが並ぶ。
そんな情報の渦の中で、
気づけば頭の中がモヤモヤでいっぱいに。
私はHSP傾向があるので、ネットの言葉やコメントに
気づかないうちに傷ついてしまうことも多くありました。
まずはスマホ以外で「自分を休ませる」ことから
そんなときに試してみてほしいのが、
スマホから少しだけ距離を置くような、
“リセットの時間”です。
📌こんな方法はいかがでしょう
温泉や旅行で、環境そのものを変えてみる
美術館や映画館で、頭を使わず“感じる”時間をつくる
公園や自然の中を歩いて、五感を解放する
スマホを置いて、ハーブティーをゆっくり味わう
寝る前30分はスマホを見ずに、本や音楽で心をととのえるのもおすすめ。
(ちなみに私は、疲れていると本が読めなくなるタイプなので、
そんなときは音楽やアロマでただぼーっとする時間を大切にしています)
それでも抜け出せないときは、脳のリセットを
もし、それでもスマホに手が伸びてしまうなら——
それは脳の疲れがかなり深いサインかもしれません。
そのときこそ、ヘッドセラピーを試してみてください。
ヘッドセラピーは、
頭皮とその奥の神経系にやさしくアプローチすることで、
セロトニンの分泌を促し、脳を深いリラックス状態に導く施術です。
📌 ヘッドセラピーで期待できること
セロトニンが増えて、心がふわっと軽くなる
情報の渦から一歩引いて、思考がクリアになる
脳が落ち着いてくると、スマホを「見なくても平気」になってくる
疲れているのに眠れない
ずっとモヤモヤしている
すぐにスマホを見てしまう
そんな自分から、少しだけ距離を置くお手伝いをします。
スマホをやめるのではなく、スマホに逃げない脳をつくる
スマホを見すぎているのではなく、
本当は“疲れを癒す術が足りていない”だけかもしれません。
だからまずは、
🍃 環境を変える
🍃 日常のリズムを変える
🍃 深呼吸して、心の余白をつくる
そして、必要なときには
プロの手を借りて、脳をまるごとリセットする時間も味方にしてください