敏感アンテナさんの優しいアンテナ時間~HSP・繊細さんの才能を活かすメソッド

第5章:セロトニンの力――サロン立ち上げへの道

2024年12月17日 00:16

子どもたちの変化とセロトニンの力


ヘッドマッサージを学び、家で施術を続ける中で、

子どもたちの体調に少しずつ変化が現れました。


「頭が軽くなった」「お腹がスッキリする」と

笑顔を見せることが増え、登校できる日が少しずつ増えていったのです。


それだけではありません。

子どもたちは冷静に自分を見つめることができるようになりました。


「自分の強みと弱みをどう活かすか」――

そんなことを考えながら、

自分を大切にしつつ前に進む姿が見られるようになったのです。


この変化の背景には、

やはり「セロトニン」の力があると感じます。


セロトニンは心と体を整えるだけでなく、

冷静に物事をとらえ判断する力を与えてくれる。


そんな大切な役割が、

子どもたちの成長を支えているのだと実感しました。


家の中には、自然な笑い声が響くようになりました。
その声が心地よく、私自身も穏やかな気持ちで過ごせるようになっています。


私自身が変わったこと


子どもたちの成長を見守る中で、私自身も変化しました。


以前は忙しさに追われ、

心と体を犠牲にしながら日々を過ごしていましたが、

今では違います。


今も「頑張る」ことには変わりありません。


でも、その疲れ方があの頃とはまったく違うのです。

なぜなら、私は「やりたいことを楽しんでいる」からです。


もちろん、頑張りすぎて肩が凝ったり目が疲れたり、

寝不足になることもあります。


でも、それを冷静にとらえ、

「どうしたら良いか」を考えられるようになりました。


何よりも、「自分がやりたいこと」が見つかったという事実が、

私を支えています。


その気づきこそが、

心に余裕を持たせ、楽に過ごせる理由なのだと思います。


サロン立ち上げを決意した理由


子どもたちの笑顔を取り戻すことができたのは、

「セロトニンを活性化する」というヘッドマッサージの力のおかげでした。


この癒しの力を、もっと多くの人に届けたい。


特に、頑張りすぎて心と体が疲れ切っている人や、

「自分の時間なんて取れない」と感じている人に、

この方法を伝えたいと思うようになりました。


そして、私の中で次第に「癒しを提供する場所を作りたい」という想いが膨らみ、

ついにサロンを立ち上げることを決意しました。


サロンの役割と使命


サロンの役割を考えたとき、私は強く感じたことがあります。


持っている力を発揮できないことは、

個人にとってだけでなく、社会全体にとっても大きな損失だ」と。


心と体が整うことで、

人はようやく自分の目標をしっかりと考えることができます。


その目標を考えられるようになるのは、実はとてもすごいことです。


心身の健康がなければ、達成できない大切なステップ――


これに気づいた私は、

「心と体のバランスを整えること」が家族や自分自身、

さらには周囲の人々の目標を支える大きな力になると確信しました。


この想いこそが、私のサロンの理念です。


忙しい日常に追われている人々に、

少しでも「立ち止まる時間」を提供し、

前を向くためのサポートをする――それが私の使命です。


多摩センターでサロンを構えた理由


私がサロンを構えた多摩センターという街。


ここは3路線が利用できる便利な場所でありながら、

自然の豊かさも感じられる場所です。


サロンの近くには川が流れており、春には桜が美しく咲き誇ります。
時折、鳥たちが水浴びをする穏やかな光景にも癒されることがあります。


地域に特別なゆかりがあったわけではありませんが、
「多摩江」という私の名前の響きとこの地域とのご縁を感じて、

この場所でサロンを開くことを決意しました。


多摩センターといえば、「サンリオピューロランド」のある街としても有名です。
街のにぎやかさと自然の落ち着きが調和するこの場所で、
多くの方に心と体の癒しを届けられる場を提供したいと思っています。


最後に――未来への一歩を


あの頃の私も子どもも、

本当に暗闇をさまよっているようでした。


「いつになったら変わるのか」

「将来はどうなるのか」――

そんな不安ばかりが頭をよぎる日々でした。


でも、私たちは変わることができました。


だからこそ、同じような悩みを抱える方にも、

少しでも希望を持っていただけたらと思います。


私のサロンが、誰かにとっての「最初の一歩」を支える場所であれば嬉しいです。
そんな思いで、これからもお一人お一人と向き合っていきます。


次回予告:現代社会での不調は“原始の知恵”の証?体の声を聞く大切さ

これまでお読みいただいた私のストーリー、

ありがとうございました。


この経験を通して得た気づきや日々の学びを、

これからは少しずつ記事にしてお届けしたいと思います。



次回は、私たちの体が持つ「原始の知恵」と、

現代社会で不調が起きやすい背景についてお話しします。


忙しい日々の中で感じる「なんとなくの不調」や

「自分だけ疲れやすいのでは?」という思いはありませんか?

不調をポジティブにとらえ、心と体のバランスを取り戻すヒントを、一緒に探してみましょう。

お楽しみに!